耳垢には乾いたものと湿ったものがあります。地域によって、乾いたものの人が多いところと湿ったものが多いところがあるともいいますが、多汗症やワキガといった症状を持っている人の耳垢は湿っている場合が多いようです。
多汗症、ワキガの人は、アポクリン汗腺が耳の中にも多く、その影響で耳垢が湿るというわけです。
耳の中の外耳という部分にアポクリン汗腺が集中していると考えられ、その場合は、人間の身体で一番アポクリン汗腺の多いわきの下にも、人より多めにあると思われます。
逆に湿っているからといって必ずしも多汗症、ワキガだというわけではありません。しかし見極める参考にはなります。
例えば両親が多汗症、ワキガである場合、子供にも遺伝しているかどうかの確認などが行えます。
アポクリン汗腺が活発になるのは思春期からですが、その前の子供のころに耳垢を調べてみることで、多汗症、ワキガになる可能性があるかどうかが分かります。
ちなみにアポクリン汗腺は思春期以降、年をとるまで機能しますので、ワキガの方は残念ながらずっと悩まされることになります。
なお、調べるときはお風呂上がりは避けましょう。耳の中に湿気が入り込み、正しい判断が下せません。耳の中が乾いている状態で行って下さい。また耳かきで耳を傷めないよう、綿棒を使うと良いかもしれません。







