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手掌多汗症と内視鏡外科手術



多汗症とはたくさん汗をかいてしまう症状をいいますが、その中でも手のひらだけにたくさん汗をかくものを手掌多汗症といいます。
手にびっしょり汗をかいてしまい、仕事や勉強、日常生活に支障をきたします。電車のつり革につかまることや恋人と手を握ることに躊躇してしまったり、ペンを持ったり楽器を演奏したりということもしにくくなってしまいます。


多汗症のなかでもこの手掌多汗症である場合には、治療方法として内視鏡外科手術を受ける方法があります。内視鏡による手術ですから身体への負担が少なく、手術時間も1時間程度と短く、とても効果的な方法です。


胸部(わきの下)に穴をあけ、そこから交感神経を電気メスで切断します。その交感神経というのは、手のひらに対して汗をだす指令をしますが、そこを切ることによりその指令が伝達しないようにするわけです。


手掌多汗症への効果は大変大きいこの手術ですが、残念ながら副作用も出るおそれがあります。手のひらにはかきにくくなった汗は、代わりに他の部分――背中や足や全身からたくさんかいてしまうようになることがあるのです。
このように問題もありますが、手のひらの発汗が抑えられることで日常生活が過ごしやすくなるという利点もあります。
医師と良く相談して、手術を受けるかどうか判断してください。

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