全身にではなく、身体の一部分でのみ汗を大量にかいてしまうといった多汗症を局所性多汗症といいます。手のひら、足のうら、わきの下、顔、頭といった部分で起こりやすい多汗症です。
多汗症の多くはこの局所性多汗症だといわれています。
発汗の部位によって次のように呼ばれています。手のひらは「手掌(しゅしょう)多汗症」、足の裏は「足蹠(そくせき)多汗症」、わきの下は「腋窩(えきか)多汗症」といいます。ですが、手のひらだけ、足裏だけということではなく、手のひらにたくさん汗をかく人は同時に足の裏にもたくさんかくことが多いようです。
他にもパターンとしては、わきの下のみの大量発汗の場合もあります。また、手のひら、足裏、わきの下の三カ所ということも、手のひら、足裏、わきの下、頭、顔と五カ所からというパターンもあります。
これらは連動しているようで、例えば手のひらの発汗が少なくなると足の裏も減るということが分かっています。
こういった多汗症は交感神経が過敏に働くから起こると考えられています。では何故過敏に働くのかということはまだはっきりとは分かっていません。生まれ持った体質である場合もありますし、ストレスが影響するとも考えられています。
手のひらの発汗を抑える効果的な治療として、胸部にある交感神経を遮断する手術があります。副作用が出る場合もありますので治療を受ける際には慎重な判断が必要です。







