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顔の多汗症における汗の抑制



顔や頭からたくさんの汗をかくタイプの多汗症の方には、一時的ではありますが汗をおさえる方法があります。脊髄反射の一種を利用したやり方です。この反射は皮膚圧反射といいます。
汗には少し変わった性質があるのです。これを半側発汗といいます。


わきから胸の乳輪のあたりを強く圧迫してみてください。押さえたほうの顔から汗がだんだんひいていくはずです。半側発汗は押さえた側の汗が抑制されるという性質があるのです。
逆に言えば、押さえていないほうの汗は増えてしまいます。ですから身体の上部を締め付けるということで、顔の汗は減りますが、下半身の汗が増えるというマイナス点もあります。


俗に、着物を着ると化粧崩れが少ないといいますが、それは帯で上半身を圧迫するために汗が少なくなり、化粧が崩れにくくなるということです。


激しい運動をしたときや暑い時は効果がでないときもあります。というのは、身体にもともと備わっている体温調節機能がはたらいているので、暑いときは汗を流して体温を下げるようになっているからです。
ですが一時的とはいえ、顔の多汗症に悩んでいる方はここぞという時に使える技ですので覚えておくと良いでしょう。ひもや着物の帯のようなもので強く締め付けておくというのも一つの手ですね。

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