汗腺には2種類あります。エクリン汗腺とアポクリン汗腺です。どちらからも汗が分泌されますが、性質は全く違います。
エクリン汗腺は、そのほとんどが水分です。わずかにナトリウムが含まれます。汗をなめるとしょっぱいですよね。さらさらしていて、ほとんどにおいがありません。
アポクリン汗腺には、水分の他にアンモニア、タンパク質、鉄分、糖類、脂肪酸、脂質、蛍光物質などといったものが含まれ、これがにおいの元となります。細菌により分解され、悪臭となってしまうのです。汗自身がもともとくさいわけではありません。
アポクリン汗腺は特に体臭が気になる部分であるわきの下をはじめ、外耳道、乳輪、臍などに多くあります。粘度の高い、白っぽい汗になります。
また、黄色い汗じみの原因にもなります。
多汗症の人は汗を多くかいてしまうため、ワキガである場合もがあります。
ワキガは欧米人では8割の人がなりますが、日本人では1割ほどと少なめです。最近は日本人にもワキガの人も増えていましたが、これは食生活が欧米化したためだと思われます。
ワキガの要因の1つに遺伝があります。片親がワキガの場合は5割の確率で、双方の親がワキガの場合は7~8割の確率で遺伝することがわかっています。
アポクリン汗腺は思春期あたりに活発になります。特に治療を行わなければ老齢になるまでワキガは続きます。







