手のひらにたくさんの汗をかいてしまう手掌多汗症の治療法はいろいろあります。症状にあわせて治療法を選択しましょう。
イオントフォレーシス(イオン導入)は、微弱電流により薬剤を皮下に浸透させるというもので、一般に顔のしみやしわなどの対策に使います。直流電流により表皮の帯電バランスが崩され、それにより表皮のバリアゾーンを抜けて真皮層へと薬を送り届けることができるのです。
電流を流すことにより発汗が抑えられることから、手掌多汗症の治療にも用いられます。桶などに水を張り、手を浸して行います。これは毎日に行うことが大切です。
ドライオニックという装置が米国ジェネラル・メディカル・カンパニーから発売されています。これはイオントフォレーシスの原理を用いた装置で、手軽に手掌多汗症治療を行うことができるようになっています。
イオントフォレーシスについてはあまり効果が見られない方もいます。また、通電により痛みなどがある場合もあります。
手掌多汗症の症状がひどい方はイオントフォレーシスよりも内視鏡による胸部交感神経切除手術のほうが効果が高く、良いかもしれません。ただし、この手術では代償性発汗が起こることもあります。







